港の見える丘公園内に在る県立神奈川近代文学館にて「帰って来た橋本治展」開催。
橋本治(1948~2019)は、1977年に高校生活の日常を描いた「桃尻娘」で小説家としてデビューし、それまでにないスタイルと内容で世間に衝撃を与えました。
すでにイラストレーターとして活躍していた橋本は、以後、小説執筆と併行して、恋愛や性、家族、時代を論じ、舞台やイベントを演出し、セーターの編み方を教え、古典をひもとくなど、八面六臂の活躍を繰り広げました。どんな未知の分野のもひるまず分け入った橋本の原動力は「わからない」ことを解明したいという思いだったといいます。その成果は膨大な数の著作となって、我々に大きな恵をもたらし続けています。
個性溢れる橋本治作品を鑑賞させて頂きました。
一度の人生「チャレンジ精神・個性」を発揮し、充実出来るよう努めてゆきます。