ぶらり寄り道、歴史を偲ぶ!


過日、東京の帰りに「弘明寺観音」に立ち寄って拝観。
弘明寺観音は、瑞応山蓮華院と号す真言宗の寺院で寺伝によると、今を去る1200余年前、天正天皇の養老5年(721年)、インドの善無畏三蔵法師が仏教弘通のため、日本渡来の節開創されたお寺で、それより17年後、聖武天皇天平8年、諸国に悪病流行の際、行基菩薩が勅命により、天下泰平祈願のため全国巡鍚の際、当山の霊域を感得し草庵をつくり観音様を彫刻し、安置せられたとあります。

鎌倉時代には、源家累代の祈願所とされました。
江戸時代、坂東観音三十三ヶ所の第14番札所として信仰を集め、年2回の市が立ち、大変賑わいました。市内には観音道の道標が数基遺っています。

これからも時間の許す限り「歴史探訪」し、郷土・日本の歴史を学んでゆきます。