特別展 廃墟とイメージ!

横浜市金沢区金沢町「称名寺」境内に在る神奈川県立金沢文庫にて、特別展「廃墟とイメージ~憧憬、復興、文化の生成の場としての廃墟~」開催。

鎌倉幕府の要職を務めた北条実時(1224~1276)は、大陸の文物を舶載し、金沢文庫に和漢の書物を収めました。鎌倉幕府の滅亡とともに主を失った金沢文庫は朽ち、書物の多くは散逸してしまいましたが「金沢文庫」印が捺された書物は後世の人々の垂涎の的となります。一族の滅亡後も多くの旅人がこの地を訪れ、在りし日の金沢北条氏の栄華に思いを馳せました。つまり「廃墟」は復興のための原動力となるとともに、新たな文化を生成する場としても機能してゆくのです。

歴史を学び、現在に生かせるよう努めてまいります。