生誕110年傑作誕生 佐藤忠良 特別展!

日本の具象彫刻を代表する作家、佐藤忠良(1912~2011)フランス近代彫刻に魅せられ東京美術学校(現。東京藝術大学)で彫刻を学んでだ佐藤忠良は、新制作派協会(現・新制作協会)に参加し若手彫刻家として注目を集めます。

従軍と過酷なシベリア抑留を経て復員した1948年以降は、社会における芸術の役割とは何か、なぜ人は人間の姿を描き作るのかを自らに問いながら、一貫して具象彫刻の道を歩みました。また、力強く現実感をたたえた素描力を生かし絵本や挿絵の仕事でもその名を残しています。

ここ神奈川県立近代美術館葉山は、素晴らしい眺望で、清々しい気持ちになります。