国立西洋美術館にて「松方コレクション展」9月23日まで開催。
神戸の川崎造船所(現・川崎重工業㈱)を率いた松方幸次郎(1866~1950)は、第一次世界大戦による船舶需要を背景に事業を拡大しつつ、1916~1927年頃のロンドンやパリで大量の美術品を買い集めます。当時の松方のコレクションは、モネやゴーギャン、ゴッホからロダンの彫刻、近代イギリス絵画、中世の板絵、タペストリーまで多様な時代・地域・ジャンルからなり、買い戻した浮世絵約8000点も加えれば1万点に及ぶ規模でした。
多くの作品に魅了され、心が豊かになります。
実業家として、素晴らしい作品を日本の人々に鑑賞するチャンスを作って頂き感謝します。