歴史から学ぶ!

「旧円通寺客殿」

江戸時代の万治年間(1658~1661)に、金沢の代官八木次郎右衛門によって徳川家康を祀る東照宮が創建され、同じころ東照宮を管理する別当寺として円通寺も建てられたと推定されています。その後、江戸時代後期に東照宮を詣でる人をもてなすため、境内に円通寺客殿が建築されました。

慶応4年(1868)神仏分離令により円通寺が廃寺となってからは、円通寺最後の僧侶であった木村芳臣が還俗し、客殿を住居としました。

「日本の伝統文化」により年中行事に合わせた「室礼」は、継続して頂きたい。

「日本建築」の素晴らしさを後世に伝えてゆきましょう。