眺望素晴らしい横須賀美術館。
開館15周年・生誕120年「猪熊弦一郎展」開催。
「顔80」1989年。
「三越包装紙」1950年。
「マドモアゼル」1940年。
「三人娘」1954年。
猪熊弦一郎(1902~1993)は、20世紀日本を代表する画家です。香川県に生まれ、東京美術学校で藤島武二に師事しました。1934年までは帝展で、1936年に新制作派協会を結成すると以後同展を中心に作品を発表しました。1938年渡仏し、マティス、ピカソと交流。戦後は三越百貨店の包装紙デザインをはじめ、慶應義塾大学学生ホール(1949年)や上野駅中央コンコース壁画(1951年)を手掛けるなど、社会とのかかわりを強めていきました。