横浜港の見える丘公園に在る県立神奈川文学館にて、「大岡昇平の世界展」11月29日まで開催。
日本の文学史上に大きな足跡を残し、昭和を代表する作家、大岡昇平(1909~1988)若き日に小林秀雄、中原中也らと出会い、スタンダール研究家として知られた大岡は、1944年(昭和19年)、35歳で出征し、九死に一生を得て帰還しました。
戦後、実体験をもとにした「俘虜記」で小説家デビュー、戦争文学の最高峰といわれる「野火」、ベストセラー「武蔵野夫人」を発表。その後もさまざまなジャンルの作品を手がけ、研究・評論・翻訳にも多くの業績を残しました。1967年には「レイテ戦記」の連載を開始、高い評価を得ています。
私の癒し空間、館内に在る喫茶ルームにて、心安らぐ一時を過ごしました。
「文学の秋」心に栄養を与え、活力を充電します。