国際交流、近代化へ!

     
神奈川県立歴史博物館にて、6月22日まで「繭と鋼〜神奈川とフランスの交流史〜」開催。
        

横浜開港に先立つ安政5年(1858年)に日仏修好通商条約が締結されたことが、日本とフランス両国の正式な交流のはじまりといえます。日本は貴重な外貨獲得のため、蚕糸を主要な輸出品目とし、横浜はその輸出港として栄えました。一方フランスからは、造船や製鉄など様々な技術や制度がもたらされ、日本の近代化が側面的に支援されました。横浜ばかりでなく、製鉄所が構えられた横須賀など、神奈川県内には当時来日したフランス人との交流を示す史跡や事績が多く存在します。