造形作家 玉田多紀 ダンボール物語!

平塚市美術館にて「造形作家 玉田多紀 ダンボール物語展」開催。

玉田多紀(1983年兵庫県生)は、多摩美術大学造形表現学部造形学科卒業後、古紙ダンボールを使用し、生き物の造形美や性質をユニークに捉えた立体作品を制作しています。国内外の展覧会やウインドウディスプレー、TVメディアや動画配信、ワークショップなど幅広く活動しています。

SDGsが社会のテーマになっている昨今、ダンボールはリサイクルが100%可能な優れた素材として注目を集めています。

 

平塚市美術館にて「さとびとみやび~失われた理想郷を求めて~」開催。

本展は、作家たちが都市と地方を行き来するなかで生み出された作品群を紹介。

平塚市美術館が位置する湘南地方は明治以降に開発が進み、都市にほど近い周辺地として、都市生活者の療養地、避暑地となりました。その海岸の美しいイメージに誘われ、芸術家たちはこぞってアトリエを構えましたが、かれらの多くは、都市の不安や騒がしさに満ちた生活から逃れようとした移住者でした。萬鐵五郎や岸田劉生をはじめとする、大正・昭和初期に湘南で創作した春陽会の画家たちは、都市から地方へ、地方から都市へと移動するなかで、都市で失われつつある原風景を湘南の地に見出し、絵画のなかに表現することになります。