1月4日「刀匠正宗二十四代孫綱廣」火入れ式。
正応の頃(約700年前)、時の執権北条氏に招かれて、各地よりここ鎌倉に数々の刀工が集まり、鎌倉鍛冶の基礎を築きました。
相州伝の祖、五郎入道正宗は、京・栗田口の刀工、行光の子に生まれ、当時の国状に従って従来の作風に改善を加え、相州独特の作風を生み出しました。
正宗後五代を経て、廣正の時、小田原北條に仕え、二代氏綱より綱の一字を賜り綱廣と名乗り、以降徳川氏の御用鍛冶として栄えました。
昭和に入ってからは、刀剣製造はもとより、刀の切味を加味した刃物及び鉄工芸品を制作しております。
昔より刀剣や刃物は「先を切り開く」と言われ、現在では、お祝いの引出物として又記念品として愛用されています。
日本の「伝統文化」を継続して頂きたいと願っております。