東京都庭園美術館は、1933年に朝香宮邸として建てられました。アール・デコ様式の本館自体が美術品とうえ、その空間を活かした展覧会、そして緑豊かな庭園が調和したユニークな美術館として、1983年に開館しました。
本館は、主要な部屋の内装にアンリ・ラバンやルネ・ラリックら、フランスのアール・デコ様式における著名なデザイナーが器用されており、宮廷建築を担っていた宮内省内匠寮が手がけた邸宅の中でも特のある建築として、2015年には国の重要文化財に指定されました。
1月13日まで「アジアのイメージ日本美術の東洋憧憬展」開催。
庭園も宮廷時代の面影を残しており、芝生で覆われた開放感ある庭と、築山と池を備え起伏に富んだ日本庭園は、桜や紅葉など四季折々の変化を楽しめます。
何時までも保存継続したいものです。