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神奈川県立博物館にて、9月28日(金)まで「夢窓疎石と鎌倉の禅宗文化」特別展開催。

夢窓疎石は建治元年(1275年)伊勢で生まれ、神奈川のゆかりは深く、建長寺をはじめとした諸寺に参禅し、高峰顕日印可を授けられたのは鎌倉でした。
また一時、横須賀の海を一望する泊船庵で人を避けて過ごしたこともありました。鎌倉幕府が滅びると京都へ迎えられ、天龍寺を創建、開山となります。
夢窓疎石は京都で亡くなりますが、没後、円覚寺には塔所として黄梅院が創建され、東国における夢窓派の拠点となりました。
夢窓疎石は、後醍醐天皇足利尊氏・直義兄弟ら、政権の中心にいる人物の崇敬を受けました。