三井家創業期の事業と文化!

三井越後屋が延宝元年(1673)に開業して今年で350年を数えます。これを記念し、三井高利とその子供達による越後屋創業期を、社会経済史資料によりわかりやすくたどります。また事業の発展にともない茶の湯などが盛んとなり、名物茶道具の収集がはじまります。美術館に伝わる茶道具の名品を展示し、さらに伊勢神宮や福の神への信仰などを示す作品もあわせつ展示しています。

三井グループの創業者、三井高利、52歳のときに江戸と京都で呉服店越後屋」を開き、当時の商習慣を覆した「現金掛け値なし」の商法などでその名を知られる、江戸時代前半の革新的経営者の一人です。

「継続は力なり」創業の精神を継続し「社是」達成に向け、社会の変化に対応した経営に努めてゆきます。