キース・ヴァン・ドンゲン展!

久しぶりに、パナソニック留美術館にて「キース・ヴァン・ドンゲン~フォーヴィスムからレザネフォル~」鑑賞。

キース・ヴァン・ドンゲン1877~1968)は、オランダに生まれ、ロッテルダムの美術アカデミーに学びながら、20歳の頃に初めてパリに数カ月滞在します。その2年後にモンマルトルに移り住み、アトリエを構えました。オランダ時代から力強い筆致の作品を描いていたヴァン・ドンゲンは、そぐに新印象派に関心を抱き、やがて濃密で表情豊かな強烈ともいえる色彩でフォーヴィスムの画家たちの一員となります。華麗な色調でありながら、内的な表情を感じさせる色を用い、なかでも女性を描く場合の身体の優美さや官能性を訴える画面は、ヴァン・ドンゲンの代名詞なっています。