平塚市美術館にて「宮川慶子展~生命は自分自身だけでは完結できないようになっているらしい~」鑑賞。
「生きる」ことを無意識に実行するヒトだけでなく、一見「生かされる」愛玩動物や家畜動物等の「生」が人間社会において、どのような存在意義を持つかにも関心を向けている。いずれも自身で生き延びる意思決定が出来ない弱き立場にあるものの、生きることに凛とした強さを持っている。
その限りにおいては「生きる」命へと移り変わる。仏教経典の死生観を出発点と「生」の在り方に関する制作活動に取り組んでいる。
総ての生命体が生きていける自然環境保全に努めてゆきましょう。