横浜ユーラシア文化館にて、「杏咲く頃~絵筆と歩いたシルクロード~小間嘉幸絵画展」12月27日まで開催。
小間嘉幸(1929~2012)は、東京で中学の美術教師として教壇に立つ傍ら、国内の画壇で活躍しました。
1970年代から約30年にわたりシルクロードを旅して、中国、中央アジア、西アジア各地の風景やその土地の人々を描き続けます。
夕日に照らされた山々、ラクダに乗った遊牧民の姿、イスラーム廟へサン参詣する人々等、力強いタッチと繊細な表現で描かれた作品からは、写実的でありながらも小間氏のシルクロードを描く情熱とそこに暮らす人々への温かいまなざしが感じとれます。