横浜市中区本牧元町に在る「八聖殿」は、法隆寺夢殿を模した三層八角形の建物で、熊本県出身の政治家で逓信・内務大臣を歴任した安達謙蔵(1864~1948)が、建立し、1933年に完成しました。
1937年、横浜市に寄贈され、1973年「横浜市八聖殿郷土資料館」となりました。
「八聖殿」左より「キリスト像」作者 清水多喜示、「ソクラテス像」作者 藤川勇造、「孔子像」作者 北村西望、「釈迦像」作者 田島亀彦、「聖徳太子像」作者 朝倉文雄、「弘法大師像」作者 長谷川桝蔵、「親鸞像」作者 長谷秀雄、「日蓮像」作者 日名子実三
建物2階には、「農民の暮らし」をテーマに、明治初期の古民家(旧松沢家)の一部が移築されています。
当時の生活が偲ばれます。