郷土の歴史と文化!


8月16日(木)〜18日(土)三日間に亘り、秋田県羽後町「西馬音内盆踊り」開催。
国指定重要無形民俗文化財、踊り継ぐ七百年の歴史を堪能してきました。


豊作祈願や盆供養のために始められたと伝わる伝統行事の「西馬音内盆踊り」にぎやかで勇ましく野性的な囃子と、優雅で流れるような上方風の美しい踊りの対象的な組合せが特徴です。櫓から野趣溢れるバラエティに富んだ歌詞で囃子方が盛り上げ、踊りの輪はひなびた幻想的な雰囲気の中で夜半まで途切れることなく続きます。


黒い覆面の「ひこさ頭巾」は、亡者踊りとも呼ばれ、幻想的な雰囲気を醸し出します。女性の踊り手が用いる数種の絹布を「端縫した衣装」は、見物人の目を意識して婦人たちが図柄と配色に細心したもの。第々受け継がれた歴史ある作品も多く、西馬音内盆踊りの伝統そのものです。
幻想的な夜の舞を堪能してきました。