山口蓬春記念館 新春特別展「大佛次郎と山口蓬春~時代を拓いた小説家・画家~」鑑賞。
日本画家・山口蓬春(1893~1971)は、大正・昭和という激動の時代を新しい日本画を目指して活躍した画家です。日本の古典ともいえるやまと絵の精神を、現代の教養と批判によって新たに、時代の要請に対すて常に鋭敏に反応して近代的な感覚で洗練された清新な絵画を創り出しました。
小説家・大佛次郎(1897~1973)は大正13年(1924)に発表した「鞍馬天狗」が人気を集め、その後時代小説、現代小説、ノンフィクション、童話など多岐にわたって活躍しました。昭和42年(1967)からは大佛が渾身の力を込め、動乱の維新期を描いた史伝の傑作「天皇の世紀」の連載を開始、6年間で全1555回となる長編小説となりました。
「書斎」よりお庭を眺める。
「枝垂れ梅」の実もなり始めました。
作品鑑賞後、お庭散策を楽しみました。