本社の書棚。
秋の夜長、読書をお勧めします。
読書は、心豊かになります。
よこはま港の見える丘公園内に在る県立神奈川文学館にて、11月24日まで「中島敦展」開催。
「魅せられた旅人の短い生涯」
中島敦(1909~1942)は、33年と短い生涯のなかで遺した作品は20数編、著書はわずか2冊を数えるのみです。南洋庁の役人としてパラオ赴任中の1942年2月に文壇デビューを果たしたものの、作家生活は1年に満たず、その年の12月には志半ばにして亡くなりました。しかし、「山月記」「光と風と夢」「李陵・司馬遷」など中島が紡ぎ出した物語は、若い世代を含め今も多くの人々に愛され、読み継がれています。
館内に在る喫茶店にて、一杯のアイスコーヒーを頂き、心豊かになりました。