歴史・文化!

9月26日(水)歴史を学ぶ。



金沢文庫「稱名寺」


稱名寺隣接地に在る神奈川県立金沢文庫にて、特別展「西湖憧憬〜西湖海をめぐる禅僧の交流と15世紀の東国文化〜」を見学。




金沢八景」という名称は、中国の「瀟湘八景」に由来しますが、中世以来内海が広がる金沢の風景は杭州の西湖のイメージにも重ねられました。鎌倉幕府滅亡後も、金沢の風光は古都鎌倉の栄枯盛衰の郷愁をまといながら室町時代の僧侶たちを魅了しました。万里集九(1428〜1507)は鎌倉の僧侶の案内で金沢稱名寺を訪れ、金沢北条氏がかって杭州から移植したという「西湖梅」にちなみ漢詩を残しています。
歴史から国際交流を学び、今に生かしたいものです。