うるわしき美人画!




鎌倉市に在る鏑木清方記念美術館にて、7月1日まで「特別展 清方誕生140年記念 清らかに、うるわしく」開催。

近代を代表する美人画家として知られる鏑木清方ですが、日本画壇で活躍し始めた大正期は、「美人画家」という枠にはめられることに抵抗を感じていました。しかし、太平洋戦争が激化する昭和10年代終わり、戦意昂揚のための作品を描くことを求められる中、心から描きたいと望んだものは、清らかで美しい、平和を象徴するような美人画でした。